愛されない少女


今は、一人で黒猫として続けてるけどね
と付け足して言う、修羅


「そうなんだ…でも言わない気持ちわかるかも」


「えっ…」


「怖かったんだと思う、もし離れて行ったらって」


「でも、僕は離れてかない」


「うん。でもね、もし離れて行ったらって思って言えなかったのかも」