愛されない少女




「おじゃまします」



「一人暮らしだよ」



「そか…」



「乃羅は、なんで公園にいたの?」



「…………言っても離れて行かない?」



「うん。」



「奇跡が起きない限り、あと、二ヶ月しか生きられないんだって……」



「っ…………」



「結衣………」


「え?」



「んーん、何でもない」



「そか、無理して笑わなくていいよ」



「っ………怖いんだ、僕は昔二人組の黒猫白猫として悪い族を潰してた。ずっと一緒にいたのに
白猫の、病気にもきづけなかった……また、失うのが怖いんだ……」