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「……同じクラス…… 」



あれからなんとか入学式に間に合った私達。



「初めてだな、一緒のクラスになんの。」



私は初めて
青斗と同じクラスになってしまった。


小、中学校はわざとかと思うぐらい
全部違うクラスだったのにっ！



「何、俺と同じクラスが嫌なのかよ。」


「…だって、
同じ名字って面倒じゃない…… 」



青斗は同い年だけど双子の弟とかじゃなくて、

両親が拾ってきた "血の繋がっていない弟"。


両親が青斗を連れてきたのは大雪の日で…


今でも鮮明に覚えてる───・・・