「…ホントにごめんね?」


「しょうがないよ!
夏休みなら沢山イベントあるからね!」



学校から校門までそんな話をした。



「…じゃあ、あたし、バイトだから!
バイバイ~」


「うん!バイバイ!」



あたしは手を振って、
見送った。


「さて、あたしも、帰るか。」


………


はぁ……



比呂……



あ!もうこれ以上好きにならないんだった!

想わないんだった!!