【完】それでも、あたしは君が好き。




「ここでは……ちょっとな
なぁ、帰り一緒に帰れる?」



「あ、うんいいよ」


「じゃあ、午後のテストもがんばろ!」


そう言って、比呂は自分の席に戻った。




“ここでは…ちょっとな”



どうしたんだろ。比呂たち。



とか考えてるあたしもいるけど、

ちょっとは、期待しちゃうあたしもいる。



あたしは自分の席について、
頭を抱えて髪の毛をクシャクシャした。


……もぅ!!
比呂が哀しい表情してるのに!



あたしってば何考えてんの!



………だけど、ほんとに……
あたしの期待する結果だったら………