文化祭が終わってから
時が経ち、もう11月も終わりに近づいた頃、
進級テストが、行われた。


そして、テストが終わりすぐに
教室を出て屋上にきた。

そしてフェンスの向こうを見ていた。



「愛結~!こんなところにいたぁ!」


ひとしきりあたしを探して
走り回ってたのか、
息を切らした莉生ちゃんが
屋上に来た。


「ごめんごめん」


「全然反省してないでしょ」


そういって莉生ちゃんは
クスッと笑った。


「愛結。約1年辛かったね。」


莉生ちゃんはそう言ってあたしをギュッと抱きしめた。