「……おぅ!お疲れ~莉生」


「…お、お疲れ様…」



………あたしなんか


すごい悪い事してるみたい………



廊下の壁にもたれて
莉生ちゃんの応援をしてるあたし。



だけど、ものすごい中の言葉が聞こえてくる…


なんかごめんね…莉生ちゃん…



なんて謝りながらも
そこから離れなかった。


莉生ちゃんと約束したから…。


「…なにしてんの?」


「し、しーーー!」


突然現れた比呂。


普通の音量でしゃべっているのに、
今はしーって言っちゃう……



「なんだよ」



あたしのしーで、
小声で話してくれた比呂、