部屋に戻った俺は机においてある
1冊の日記を手にした。


その表紙には…



【あゆとひろのなかよしにっき】



そう書かれている。


俺らが幼い頃に書いたものだ。


このふにゃふにゃの文字は
愛結の字。





俺はそのノートのページをゆっくりとめくった。