「林檎ちゃん、意外と気づいてないみたいだけど結構考えてること顔に出やすいよ?圭と同じくらい」
「え、嘘だ!…圭と同じくらいって相当だよね?!」
「俺意外と人の心のうちとか何となくだけど分かっちゃうんだよね。圭とか林檎ちゃんは顔に出やすいから他の人より全然分かりやすいけどね」
何かを思い出したのか、クスクスと笑い出した純也くん。
知らなかった…。あたしってそんなに顔に出てるんだ…!
…ということは、圭にも気持ちバレちゃってるってこと…?
純也くんにもすぐバレてたし…、圭と同じくらい顔に出てるんならバレててもおかしくない、よね…?
サーっと青ざめていく顔。
「…っぷ、あははっ…、そういうところだよ」
「…え?」
「その青ざめてる顔からすると、概ね(おおむね)、圭にバレてるかも~と考えてるんでしょ?全部顔に出てる」
つんっと、人差し指でおでこをつつかれた。
凄い…!当たってる…!
ぱちぱちと拍手をする。
「その点は大丈夫だよ。圭は鈍すぎるからね」
「あっ、それもそうか…」
「うん。…はいこれ、パンにはさむのこれでいい?」
冷蔵庫から出したチーズやレタスを受け取る。
…バレてないなら良かったな。
どうせ圭に伝わるなら、あたしの口から言いたい。
言う機会があるかはわからないけど…。

