Bitter chocolate









爛々と光る目に気圧されながらも、あたしはやっとのことで口を開いた。


「つ、付き合って……る…」


…仮、だけど。


「あ~あ、ざーんねんっ」


「圭くんが林檎にとられたーっ!」


「家も近いしヤりたい放題じゃん。圭の野郎羨ましいなー」


とられたって…ヤりたい放題って…。


好き勝手に喋るクラスの人たちに目眩がした。


なんとか、目の前の人たちに退けてもらってあたしはやっと席に到着。


「お疲れ様」


席に座ると、優香が来てあたしにそうやって声をかけてくれた。


「あぁ。。。疲れたよパトラッシュ・・・」


「死ぬなパトラッシュー!!!」


なんて、くだらない会話をしていたら自然と笑みがこぼれた。