あたしは、自分が先輩に呼び出される様を想像してブルっと身震いをした。
一つ上の先輩の三年生の一部の人は、ガチでやばいらしい。
これで呼び出されたらあたし終わったなー。
なんて、少しネガティブなことを考えながら歩く。
圭は周囲の目なんて全く気にすることなく笑いながら話しかけてくる。
ほんと、呑気だなー。
そう思ったものの、シカトするわけにはいかないのであたしも圭と話しながら歩いた。
自分たちの教室の階まできた。
「…じゃあ、また帰りな」
「うん。なんかあったらメールする」
そう言って、あたしたちはそれぞれの教室に入って行った。

