Bitter chocolate









素朴な疑問を胸に抱く。


歩いても歩いても目的地が見えない。


…そろそろ、やばいかも…。



あたしは耐え切れずその場にしゃがみこんだ。


少し痛みが治まるまでしゃがんでよう…。



「はあ…」



無意識に吐き出した息。


これはため息なのか、苦しみからでた息なのか正直どちらかわからない。


でも、どっちもな気がする。



「痛いよ…」



お腹も、心もどっちも痛い。


純也くんの馬鹿…。


あたしのこと好きって言ってくれたのに。


言ってくれたのに…!



やっぱり本気じゃなかったんでしょう…?


純也くんにとっては、あたしとの時間なんてただの暇つぶしだった?