遊び人だった純也くんにとって、あたしの寸胴は致命的。
ぼんきゅっぼんのナイスボディのお姉さんなら、そういう方面でも純也くんのこと満足させられると思ってたけど…。
あたしには、絶対無理。
だって、キスさえもしたことがないんだもの。
すぐに捨てられるに決まってるよ。
「ほんとに好きならそういうの関係ねぇんじゃねーの?行動を起こしてないのに最初から諦めたらダメだって俺に教えてくれたのは林檎だろ」
「そ…だけどさ…。それとこれとは話が別っていうか…。それに、ついこの間まで圭のこと好きだったのに、もう純也くんのこと好きになるってなんか軽く思われそうで嫌…」
純也くんからも、周りからも。
乗換えが早い、とか言われたら嫌だし…。
「関係ねぇって。人の気持ちなんてすぐに変化するもんだろ?俺だって転校する前は林檎のこと好きだったけど、転校して由香に会ったら林檎への気持ちなんてどっか行ったし」
「…それはそれでなんか複雑なんですけど」
でも、そんなものなのかな…。
圭にきっぱりフラれる前から、あたしは純也くんに惹かれてたのかな。
告白されたときは気持ち傾いたけど…。
もしかして、そんな前からあたしは…?

