圭が望むのは、ずっと変わらない関係で…。
あたしが望むのは、圭の“彼女”で…。
…きっと、圭も怖かったんだよね。
あたしと同じように、今の関係が壊れるのが、崩れるのはいやで…あたしの気持ちに気づかないフリをしてたんだよね。
…それは圭の優しさ。
少なくとも圭は、あたしとこれからもずっと幼馴染で居たいって思ってくれたってことだよね?
…あぁ、そっか。
あたしが気づかなかっただけで、圭は長い間ずっとあたしに返事をくれてたんだね。
…あたしが圭を諦めれるように、直接的にではなく間接的に。
もう決めたんだ。
あたしも、いい加減前に進もう。
圭への気持ちを、過去形にしなくちゃいけないんだ。
圭への恋は今日でおしまい。
完全に、好きだった気持ちをゴミ袋に入れて、ゴミ箱に捨てていくんだ。
それは逃げじゃないよね?
…前に進むためには、必要なこと。

