あたしは、ぷくーっと頬を膨らませて渋々と優香から離れた。 「なに、そのフグみたいな顔」 「ふっ、フグ!?」 終いには親友にフグみたいと言われる始末。 あたしの親友ひどいよ、うん。 いじめだ!!!かっこ悪い!!! 「いじめかっこ悪い!!!」 「うるさいよ」 「あてっ」 優香に、背中を思いっきり叩かれた。 バチーンっという音が響き渡る。 ……マジ腕力ゴリラ並みだよ優香さん。 あたしの魂が口からふわ〜っと抜けて行きそうになったとき、教室のドアがガラッと開いた。