確かに、今ふわふわの枕で寝てるから微妙によくわかんないけど、少し枕が頭に擦れたりするとコブに当たって痛いかも…。
もう、ほんとに最悪だ…。
「じゃ、もう少し休んだら帰りなさい。家近い子いる?いたらなるべく送ってもらって。…あと、その子ずっとあなたの傍に着いてたんだからちゃんとお礼言いなさいよー?」
「え?」
ふふふ、と笑って、先生は職員会議があるからと保健室から出て行った。
保健室には、顔を赤くしてる優香と二人きり。
いつもの調子に戻ってきたあたしは、優香をからかい始める。
「優香ちゃん~?そんなにあたしのことが心配だったのかな~??」
「…っ!」
「どうなのかな~~??」
「う、うるさい!誰だって心配にもなるに決まってんじゃん!階段から落ちたんだよ?!」
茹でタコのようになった優香は、ワーワーと怒鳴ってきた。
こんな風にからかってはいるけど、感謝していないわけではない。
ていうかぶっちゃけ泣きそうなくらい嬉しい。
「…ありがと、優香」
「今度なんか奢ってもらうからね!」
「はいはい」
ずっと目が覚めるまで待ってたよ、って自分から言わないところが優香らしいなって思った。

