ほんとに泣きそうになる。
周りの人たち、あたし以外の3人のことチラチラ見てるし。
…やっぱりこのメンツは失敗かなぁ…。
純也くんじゃなくてフツメン(普通のメンツ)連れてくればよかったかも…。
あたし今日は虹華ちゃんの引き立て役になりそう…。
「こらこら。そんな大きいため息吐けば幸せがあっという間に逃げちゃうよ?考えてることは予想つくけどさ…、俺も今日はサポートするから」
…え、あたし今ため息吐いてた?
全く気づかなかった…。
…ていうか、
「サポートって?」
「え、だから、圭と林檎ちゃんが近づけるように虹華ちゃんの動きを阻止してげるってこと」
…そ、阻止って…。
純也くんの言い方に、思わず苦笑い。
「…気持ちは嬉しいけど、気を使わなくて大丈夫だよ。今日はあたしも頑張ってみようかなって思っててさ!」
純也くんの力は借りずに、虹華ちゃんに負けないように頑張る!
気合十分だし、今日はイケる気がする!
「…そっか。ならいいんだ。応援…してるよ」
「ありがと!…あ、そろそろ映画館行かなきゃ!」
圭と虹華ちゃんに声をかけ、あたしたち4人は映画館へ向かった。

