隣に立つのが嫌になってくるほど、虹華ちゃんはオシャレで可愛かった。
…いや、よくよく考えてみたら今日あたしは美男美女に囲まれながら一日過ごすことになるんだよね…?
…うわ、気が遠くなりそう。
「あ、圭くん!髪型変えたの?凄いかっこいいよ!」
あたしがぼーっとしているうちに、虹華ちゃんは圭に話しかけに言っていた。
さすがというか、なんというか…。
やること言うことがスムーズで、違和感がない。自然だ。
…あー、もう。圭もすっかりデレデレしちゃってさ。
楽しそうに笑う圭なんて見たくない。
二人から、ぷいっと目を逸らすと純也くんと目が合った。
「相変わらずだね、圭は」
「…全くだよ。…ってあれ、今日はピアス一個しかしてないんだ?」
「…そうそう、イメチェンってとこかな」
自分の耳を触り、ハハと笑う純也くん。
相変わらず今日もイケメンだ。
「なんでみんなそんなオシャレなの?」
「えー?普通だよー。林檎ちゃんだって、十分可愛いじゃん。俺は好きだよ」
恥ずかしげもなく言う純也くんのファッションは。
白の二枚襟のシャツに、黒のパーカーカットジャケット、薄茶色のチノパンツ。極めつけはダテメガネと、オシャレの中のオシャレな格好だ。

