Bitter chocolate









こんなの、毎回のことなのにあたしの心は慣れてくれなくて。


毎回毎回傷ついて。



自分でも馬鹿げてるって思う。



こんな叶うはずのない恋をして、勝手に泣いて。



今更告白できるはずもない。



あたしと圭の距離はあまりにも近すぎて、あたしは圭のこと“男”として見てるけど、圭はあたしのことを“女”として見ていない。



“女”じゃなくて、むしろ“兄妹”。



……つらいなぁ。



「…林檎?どした?」



「へっ!?あ、ごめんボーッとしてた!」



バッと顔を上げると、圭の顔がすぐ目の前にあった。



心配そうに眉を下げてる。