スキライ



教室に着くと、綾奈の友達の本郷がいた。

「あ、佐伯!

もし綾奈着たらさ、さき帰ったよって伝えといてよ」

「おう、了解」


本郷はその後すぐに帰り、俺は練習着から制服に着替えた。


夏は日が長い。

もう六時なのに、まだ明るい。


...綾奈に告白する。


着替えながら勝手にそう決心した。



言わなきゃ、何も変わんねぇもんな。



ガラガラッ


戸の開く音。
綾奈だ。


「お待たせー帰ってきたよー」