スキライ




「スキライ」



「はぁ?」



沈黙。




一年男子は、ぽかーんと口を開けて私を見ていた。



まぁ確かに意味不明な事言ったけどね。



「...あの、それどういう「好きでもないし、嫌いでもないってこと。」



そいつの言葉を遮って私は言った。


「今は誰とも付き合う気ないから、ごめんね」


夕暮れ時の体育館裏、響き渡る自分の声。


よしっ!決まったぁぁぁ!


こんな意味不明な奴と付き合いたいと思う奴はもういないだろう。