異次元の王子と癒しの姫君



「なぜナナミ様が謝られるんですか?」

「そうだぞ。セドラが怒っている相手はお前じゃない」

「クラウド様、分かっていらっしゃるんでしたら今度から置いてけぼりにはしないで貰えますか?」


「リマはどうした?
一緒に帰って来たんだろう?機会を与えてやったんだ少しは進展したか?」


「クラウド様!!何を……」


クラウド王子はニヤニヤしていてセドラさんは顔を赤くして黙ってしまった。
もしかして……。


今の会話と二人をみてセドラさんはリマさんの事が好きなんだって分かった。




リマさんがセドラさんを好きな事は前に教えてもらっていたけど……セドラさんと両想いだったんだね。


「リマ、ナナミは熱があるから今日はこのまま寝かせた方がいい。
ナナミゆっくり休め」


私の頭をくしゃっとしてセドラさんと部屋を出て行ってしまった。



どうしてかな……。
クラウド王子がいなくなってしまったらさみしいって思ってしまった。
もう少し……ここにいてほしかったな。