異次元の王子と癒しの姫君


「靴ならリマが持って帰って来るだろう。疲れたんじゃないか?今日はもう休むといい」


「うん……」


クラウド王子はベッドに座って私の頭を軽くポンポンと撫でた。


「ナナミ……連れ回して悪かったな」


「何で謝るの……?クラウド王子は悪くないよ。
私ね今日はすごく楽しかったんだよ」


「……楽しかったのなら良かった。珍しいものは見れた?」



「クラウド王子も湖の景色が変わるのを見たんだね?
ビックリしたし紅葉も向こう岸に見えた花もキレイだった。本当は向こう岸にも行ってみたかったな……」


「また連れてってやる」


「いいの?良かった。シーラさんと今度森へ行ったら向こう岸に行くって約束してるから」


「シーラって魔女と仲良くなったらしいな。今度森へ行くときはスィーツのお店にも必ず連れてく」


「クラウド王子ありがとう」