異次元の王子と癒しの姫君



ベッドよりもちょっと硬めのような所に下ろされて毛布をかけられる。
周りを見回したらさっきの場所ではなくて部屋の中のようだった。

「ナナミ様痛みますか?」

「少しだけ……でも大丈夫」



誰かに足を触られて何かを塗られている?
コトリさんが言っていた薬草かな……。
次に額を触られた。
冷たくて気持ちいい――――――。



「ナナミ大丈夫か?」

心配そうにクラウド王子が上からのぞいた。


「足を打っただけだから大丈夫」


「熱があるようだぞ」


「えっ?」


私、熱があるんだ……
気付かなかった。


そういえばコトリさんは?

ナナミは姿を探そうと周りを見たけど知らない魔女ばかりでコトリはいなかった。


「ナナミ?どうした?」