異次元の王子と癒しの姫君



「ナナミ様っ!!」

焦っていたのかつまずいてドタンと大きな音をたてて地面に突っ伏してしまった。


「大丈夫ですかっ?」


「ナナミ様立てますか?おケガはしてませんか?」


リマさんとコトリさんから心配そうに声をかけられ二人に両側から支えて貰って立ち上がった時に護衛として付いてきていた兵士も何事かと近くに来た。

「歩けますか?」

「大丈夫。ちょっと転んじゃっただけだから」


リマさんと近くに来た兵士にそう言って歩き出した。
安心したように兵士達はさっきと同じように私達とは間を開けながら付いてきている。


でも歩き出して直ぐに膝がだんだん痛くなって来てしまった。


「ナナミ様、やっぱり足が痛いんじゃないですか?
歩き方が変ですよ」


すぐ後ろにいたリマさんにそう訊かれて歩くのがつらくなって来ていたから。
「実はだんだん痛くなって来ちゃった」と正直に話した。