異次元の王子と癒しの姫君



上を見上げたら白い物がヒラヒラと落ちて来た。

雪……?

でも全然冷たくない。

「シーラさんこれは本当に雪なんですか?
冷たく感じないし寒くないんですが……?」


リマさんも私と同じ事を思ったみたいだ。


「そうだよね。雪が降ったらもっと寒くなるはずなのに暖かいままだしこの雪は冷たくないし……」



「良かったナナミ様も同じ事を思ったんですね?
私だけ寒さを感じてないのかとちょっと心配になってしまいました」


「これは本物の雪。不思議よね?雪が降っているのに寒くもないし夏の景色に変わっても暑くもならない。
さっきここに着いたときは夏だったのよ」


そういえばこの湖に着いたときは春のポカポカ陽気って感じで暑くなかったし夏って感じはしなかった。