異次元の王子と癒しの姫君



ナナミたちはクラウド王子とセドラさんが行った方とは別の方向に向かって進んで行く。
その後から数人の兵士が付いてきていた。


「シーラさん……?」


突然シーラさんは立ち止まった。


「ちょっとの間、ここで待っていてくれない」


立ち止まった先に大木がありシーラさんはその木の前まで一人で歩いて行き私には分からない呪文のような言葉を呟き始めた。


「――――――――――――」


「リマさん、シーラさんは何をしているんだと思う?」

「呪文を唱えているような……あの大木に話しかけているようにもみえます。
私達には分からない魔女族の言葉なのかもしれないですね」


「あなた達もう来てもいいよ」



シーラが立っている場所にナナミとリマは行き大木の前に立った。