異次元の王子と癒しの姫君



「魔女って言ったらホウキを持って飛ぶっていうイメージがあったし飛ぶところを見せてもらいたかったのに残念……」


「ナナミ様の世界では魔女族は飛ぶんですか?」


リマさんは不思議そうに訊いてきた。

どう説明すればいいかな……。
住んでいた所に魔女族なんていない。
ただ私のイメージで魔女って飛ぶのかなって思っていただけ……。


「私の住んでいる国には魔女いないの」


「えっ、そうなんですか?」


「はい、ストップ!
ここで話しをしていても私は構わないけど森を案内できる時間がなくなるよ。
とりあえず先に進まない?」



「そうだね」


「そうですよね」



ナナミとリマは同時に返事を返した。



「分かったなら行くわよ」