異次元の王子と癒しの姫君



ディアナじゃなくてナナミって言った。
どうして私の名前を……?


「ばば様からあなたの事を案内するように言われてるの」


「では、頼む」


「はい、おまかせ下さい。コトリ!良かった来たのね」


コトリという女のコは私に話しかけてきた女のコの背中からスッと音も立てずに出て来たからちょっとびっくり。
後ろから人が出て来るなんて思わなかった。

「コトリあなたは王子様をばば様の所へお願い」

目が合うと思いっきり反らされた。


どうして……?
何だか……このコ様子が変……。

コトリというコはブルブル震えているようだった。
会うのは初めてだし何にもしてないのに……。



「コトリ?どうしたの?早くばば様の所へ案内を」



「……う、うん。クラウド王子様こちらへばば様がお待ちです」


「ナナミ、シーラに森の中を案内してもらい楽しんで来るといい」