異次元の王子と癒しの姫君



「じゃあこれからどこに行くの?」


「森だ。魔女に会いに行く」


まっ、魔女……。


魔女といえば大きな鍋で何かをグツグツ煮てるとか……あっ!魔女はホウキにまたがって空を飛ぶんだっけ?


本当に魔女なんて見たことはないし……いないんだって思っていた。
でもこの世界には魔女がいるらしい。


待たせてあった馬車に乗れと言われてステップに足をのせて乗り込んだ。
外からは小さく見えて大丈夫かなって思ったんだけど乗って座ると中はわりとゆったりとしていて座り心地は良い。



それから直ぐにクラウド王子も乗って来て隣に座った。


「森に行ったら魔女と暫く話しをしないといけない。
その間、ナナミには兵士を付けてやるからリマと森の中を散策して来るといい」