異次元の王子と癒しの姫君


「リマさんにセドラさん……」

「お前達、いつここに着いたんだ?」


「少し前です」


「なぜ声をかけない?」


「リマとここに来たらクラウド様とナナミ様がえらく楽しそうにしていらっしゃるのでお声をかけずらかったんです」


「本当にお二人とも楽しそうでセドラ様と暫くお邪魔にならないようにしていたんですけど……」


「余計な気遣いだ。ところで護衛の兵士と馬車はどうしたんだ?」

「待たせてあります」

「そうか……ナナミそろそろ行くぞ」


「さっき言ってたスイーツが食べられるお店に行くの?」


「ナナミが楽しみにしているのはわかった。だけどそこは最後に行く」