「亜子っていうのがお前の友達の名前?」
「うん亜子とは気が合ったから学校が終わるとよくアイスクリームを食べに行ったしカラオケにも行ったんだよ……」
「カラオケ?なんだそれは?」
あっ、そうかこの世界にはカラオケなんてないんだ。
「カラオケっていうのは……私たちの世界ではお金を払えば好きな時間だけ歌ってられる所があるの。
イヤな事があってもそこで亜子と一緒に歌うとスッキリしちゃうんだよ」
「そうか……カラオケとやらはないけどケーキやアイスクリームが食べられる所なら街にもあるぞ」
「本当?ここにもスイーツのお店があるんだね」
「あぁ、帰りに寄ってくか?」
スイーツのお店があるなんて解ったら気になる。
行きたい!!
「連れてってくれるの?」
「ナナミが行ってみたいなら寄る」
「行きたい!」
クスクスと笑い声が聞こえてクラウド王子と顔を合わせたナナミは振り向く。



