異次元の王子と癒しの姫君



「ん?えっ!あれ?」


一瞬で周りの景色は変わりクラウドとナナミが立っている場所は小高い丘だった。


ここは……?


急に景色が変わってビックリして周りを見回していると「ここは西の丘だ」とクラウドは教えてくれた。


ここが西の丘なんだ。



「セドラとリマはそのうち来る。
向こう側に行けば街や宮殿が見えるぞ」



クラウド王子の後を付いていくと真っ先に高い建物が見えた。


「あれが宮殿だ」


さっきまであの中に居たんだ。
一瞬でこんな所まで移動できるなんてすごいよ!
前にも宮殿の外に一瞬で移動したことはあってビックリしたけど二度目はこんなに離れた所に来てしまって更にビックリした。



そういえば前に見た映画で主人公が超能力を使って一瞬で別の場所に移動してたっけ……。



「今、一瞬でここまで来たんだよね?
すごいよっ!」


「別に……俺達王家は何百年も前からこういう力を持って生まれて来てるしすごくはない」