異次元の王子と癒しの姫君



リマさんと逢えなくなってから3日経った。
うーん、やっぱりもう一度クラウド王子に話しを聞いてもらうしかないのかなぁ……。
はぁ……。
あてにしてたのにセドラさんの嘘つき!!


あれからもう3日も経つのにセドラさんは結局来てくれなくて……。
なんか見捨てられた気分。
セドラさんだったらきっと相談に乗ってくれるって思ってたのに思い違いだった。


やっぱりセドラさんはクラウド王子が一番大事で協力してはくれないのかな……。


ナナミは宛にしていたセドラがムリなら自分がなんとかしないとそう思い考え込んでいたけど他にいい案も思い付かず時間だけが過ぎていった。



「ディアナ様?クラウド様がいらっしゃってます」


「クラウド王子が?」


クラウド王子に会うのは3日ぶりリマさんに逢ええなくなってからクラウド王子もここへは来てない。


「オレに話しがあるらしいな?」


「あの……?」


「セドラがお前の話しを聞けとしつこく言って来た」