異次元の王子と癒しの姫君


さっきのは夢……

夢にしてはディアナと飛んだ感覚はリアルだった。



クラウドに今すぐに逢いたい。


「ナナミ様!どこへ」

ナナミは部屋を出て逸る思いでクラウドの部屋を目指す。
ただ逢いたい。
前方からクラウドが歩いてくるのが見えかけ出した。

それから

クラウドの胸に飛び込んだ。

「ナナミ?」

驚いたクラウドは一瞬動きが止まったが直ぐにナナミを抱きしめた。


抱きしめられる腕にさっきより力が込められたような気がした。
クラウドはナナミの想いをいつでも受け止めてくれている。
それが嬉しい
ナナミは抱きしめられてる心地よさにクラウドの胸に頭を持たせかけた。

「結婚したとたんに大胆になったんだな」

「あっ……」

クラウドから離れると周りにはセドラや後をついてきたリマに護衛兵達がいてびっくりした。
恥ずかしい……。

クラウドしか見えてなかった。

「ナナミおいで」

手を引かれクラウドの部屋に入るとクラウドがナナミと2人になりたいと言いセドラとリマは部屋を出ていった。

クラウドにただされ一緒にソファーに座る。

「ナナミが人前であんなふうに抱きついてくるとは思わなかった」

「う~、思い出させないでよ。さっきはクラウドしか見えてなかったんだもの」

ナナミは頭を抱える。