異次元の王子と癒しの姫君

お母さんは庭のお花に水をやると中に戻っていき中から男の子が出てきた。
その子に見覚えがある気がする。


その男の子の頭を撫でると一緒に入って窓を閉めた。

「お父さん……?」

私は窓から中を見るとやっぱり私の知っているよりも若いお父さんがいて男の子と遊びだした。


様子を見ていたナナミは男の子がお兄ちゃん似てると思い出す。

でも、何で……。


「もしかしてここって過去?」


「そうだよ。ここはまだナナミが生まれる前の世界」


「お母さんのお腹の中の赤ちゃんは」


「ナナミだよ」


不思議……逢いたかった人達が窓の向こうにいる。お父さんもお母さんも若いしお兄ちゃんは小さい子ども。