「だって、うれしくて……」
「良いのよ娘なんだから甘えてくれて。
今日はあなたを誇りに思ったわ。もしあなたを生んだご両親が今日のあなたを見たら同じように思ったわきっと……」
二人はいつでも王宮に来ていいと許可をもらっているらしくまた近いうちに来ると約束して帰っていった。
日本にいる私の家族、親友だった亜子、麻美ちゃん……。
もう今は帰りたい思いも薄れて記憶もぼんやりとしていたはずが急に皆の顔がハッキリと思い浮かんだ。
逢いたい!
お母さん、お父さん、お兄ちゃん……。
「ナナミ様?」
「ずっと緊張していたから疲れちゃったみたい。少し休んでも良いかな?」
リマさんにそういうと私はベッドの中に入った。



