異次元の王子と癒しの姫君



部屋に戻るとクラウドはナナミをベッドに降ろした。

「ペンダント見つかったのか?」

クラウドはペンダントに気づいた。

「ムハトさんが返してくれた」

「そうか……リマから具合が悪かったと聞いた。
今はどうだまだ辛い?」

「もう目眩もないし大丈夫」

「でも念のため休んだ方がいい」

「本当に大丈夫だから、それよりコトリさん見つかったんだね?」


「ちゃんと生きているし国境近くの街にいることが解ったからルシダには知らせたシーラにも話しは伝わってる。数日前にシーラから無事に生きていてホッとしたとお礼の手紙がきた」


「シーラさんは知ってるんだ。私は何も聞いてない」


「その魔女が見つかったのはいいがアデルとムハトが関わっていた事が解った。
そのアデル達が前からあやしい動きをしていたし急に国交のなかったアサンドラ王国の王女とアデルの婚約の話しまで出てきた。
とにかくはっきりするまでは父上との約束もあってナナミに言えなかった」