異次元の王子と癒しの姫君


「うわぁ~きれい。それに良い匂いがする」

ナナミの視界が急に揺れだした。
何……?頭がクラクラする……それに目がまわって気持ちが悪い。


リマが戻るとナナミの部屋のドアを閉めている者がいた。
その者が振り返るとリマは怪訝そうに相手を見るリマが知っている使用人にこの者は見かけたことがない。


「あなたは見かけない顔ねどこの持ち場?ここには何をしに来たの?」


「……新しく入った者です。ディアナ様に花束が届いていたので持ってきました」


「ディアナ様にお花を……どなたから?」

「さぁ……カードも付いてなかったし解りません」


「差出人が解らないのは困りますね。でもここまで持ってこられたならチェックをちゃんと受けたはずよね。もういいわ行って」