異次元の王子と癒しの姫君



「ナナミ乗れ」


「待って。少しだけシーラさんと話したいんだけどダメ?」

馬車乗るように促されたけどナナミはいなくなってしまったコトリの事が気になってこのまま帰る気にはなれない。

シーラと話しがしたいとクラウドに頼むと少しだけなら待つと言ってくれて。
近くにいたシーラの所まで行くといなくなった時の事を詳しく話してもらい。

それから初めてコトリに逢ったときの様子が変だった事を思い出してナナミはあの時のコトリの事を話してみる事にした。

「コトリさんの事で気になってた事があるのシーラさんに話しておいた方がいいと思うんだけど……」


あの日この森で謝られた事を話すとシーラは信じられないという顔をした。

「本当にコトリがそんなことを言ったの?」


頷くとシーラさんは眉間にシワを寄せ黙ってしまった。