異次元の王子と癒しの姫君


「ルシダから言われて怖くなったか?」

クラウドはナナミに問いながら抱擁を解くことなく抱きしめる腕に力を込めた。


これから起こる何かのことを考えると怖いけどクラウドに抱きしめられていると安心する。


「怖いけどクラウドと一緒なら何とかなるかもって気がしてる」


「オレも同じだ。何が起きてもナナミが一緒なら大丈夫だって思える」


暫く抱きしめられてる安心感に浸りながらクラウドの胸に顔をつけていたナナミが顔を上げるとちょうど見たかった花が間近に見えた。


「クラウドこの花だよ!向こう側から見たときにきれいでもっと近くで見たかったの」


「今日は見れて良かったな」


ナナミ達は暫く風景を楽しんだ後二人だけで行きたいと待たせていたセドラ、リマ、兵士達が待つ所までまた瞬間移動で戻った。