異次元の王子と癒しの姫君



「いけません。
これはナナミ様のためのお料理で私が手を付けるわけには……」



「大丈夫だって。
私がいいって言ったんだしここには監視カメラもなさそうだし」


「何ですか?カンシ?」


「ううん、なんでもない」


ここって絶対私のいた世界とは違うよね。
建物や服装は西洋って感じだけど現代の服装じゃない。


多分……異世界……なんだと思う。



「リマさん、あーん」


「あーん」


つられてリマさんが口を開けた所にフォークでさしたメロンを入れた。


「おいしい~」


「でしょ?」