異次元の王子と癒しの姫君


「詳しい事までは見えては来ないのでまだクラウド様には話してはいませんが近い内に何かが起こるはず。何があろうとこれからもずっとクラーク国にもクラウド様にとっても癒しの姫様は必要な方だということをどうか忘れずに」



ルシダさんから忠告を受けた事をクラウドに話すと考え込んでしまった。


「ルシダが言ったのなら可能性はある。怪しいと思うことは幾つかあった」


ルシダさんからクラウドにはまだなにも言ってないのに何かに気付いていた事に驚いた。

「クラウドは何か知ってるの?」


「まだ調査中だナナミに話せると判断したときに言う」


ハッと気づいた時にはナナミはクラウドの腕のなかにいた。


「クラウド?」

「向こう岸に行きたいんだろう?」

クラウドは返事を待つことなくナナミを抱きしめたまま瞬間移動した。