異次元の王子と癒しの姫君



(クラウド王子様だ)


(隣にいるのは癒しの姫君ね)


(近々、お二人は婚礼の予定だとかアデル王子様も他の国の王女との婚約が決まったらしいしおめでたいわね)


「クラウド……私たち注目されてる」


「ある程度はしかたない。王族の顔はほとんどのものが知っているからな行くぞ」


めあてのスイーツのお店に着くまでにやっぱり見られて落ち着かない。
やっと中にはいるとお店の中には他の客は誰もいなかった。


前もってここに来ると知らせていたからお店の人が気を利かせて貸しきりにしてくれたらしい。
そうしないとお客でもないのに普段はなかなか会えない王族の顔を見にお店の中まで入って来てしまう人もいるんだとか。