「何が大変なの?」

よくわからなくて首をかしげるとナナミは気にしなくていいと言われ話しは終わってしまった。

「ナナミ降りるぞ」


しばらく揺られたと思ったら馬車は止まり先に降りたクラウドに支えてもらってナナミが外に出ると後方にいたはずのセドラとリマはすでに馬車の近くに待機していた。


降りてから目的の場所でないことに気づくいろいろなお店が建ち並んでいた。


「魔女の森に行くって言わなかった?」


「この間は来れなかったから今日は先に寄って行こう」


「あっ……スイーツ!」


足にケガをしてスイーツのお店によれなかった事を思い出した。


「こっちだ」


手を引かれ後をついていく間に可愛いぬいぐるみが置いてあるお店もあった。
もし時間があったら寄ってもいいかクラウドに聞いてみよう。