異次元の王子と癒しの姫君



「えっ……」

クラウドの言った事は聞こえたけど理解できない。
ナナミはバカだ……って何それ?
人が落ち込んでるのにバカ呼ばわり?



「クラウドっ」


一言クラウドに返そうと出かかった言葉はシェーラ王女が挨拶をしにクラウドの前に来たから言えずに口を閉じた。


優雅にお辞儀をするシェーラ王女。


「シェーラ王女は聡明な方だと聞いた。
オレはお互いの国がいつまでも和を壊すことがないよういつも思っている」


シェーラ王女を迎え入れる言葉には聞こえなくてクラウドの顔を見るととてもお祝いをするような感じではない。
シェーラ王女に対して冷たい気がする。


「シェーラです。ディアナ様よろしくお願いいたします」