異次元の王子と癒しの姫君



「えっ!結婚式の時に着るドレス?」


「宮殿の料理人も婚儀の時のお料理を考えてるようですよ。婚儀に関わる事はもう動き始めているんです。
ナナミ様、結婚をやめるなんてもう言わないで下さいね」


3ヶ月後にはクラウドと……夏休み前には16歳で結婚するなんて思ってもみなかったなぁ……。


「ナナミ様、クラウド王子が……」


クラウド!!
さっき部屋から出ていくときは後で来ると言っていたけどもっと遅い時間に来ると思っていた。


さっきの会話とかパニックになってリマさんに結婚ムリと言ってしまった事とか思い出して……また落ち着かなくなってきてしまった。


「お願いっ。もう寝たって言って」


慌てて座っていたソファーから立ち上がる。


「でもっ、ナナミ様っ」