異次元の王子と癒しの姫君




「ナナミが不安そうにしていたからだ。事情があって婚儀を早めた」


「そうなの……
待って、私はまだ16歳で成人にはあと4年もあるよ」


「この国では女の成人は17歳だ。ナナミは解ってないようだけど安心しろ。成人するまではここまでで我慢しておく」


クラウドはナナミの唇に軽く口づけたあとまた来ると言って行ってしまった。


ここまでって……。


数時間後


あることに思いあたった。



「ナナミ様?どうしたんですか?そんなに顔を真っ赤にしてもしかして熱があるんですか?」


クラウドとの結婚はディアナの時から決まっていたから結婚することは当たり前に思っていた。


でも、結婚するって事は……。
その辺は知識に乏しいナナミだけどそれでも乏しいなりに妄想が働く。