異次元の王子と癒しの姫君


「ナナミ……何が不安なんだやっぱり気持ち変わった?結婚したくなくなったか」

ナナミの額に唇を押しあて向かい合わせに私を見るクラウドは眉をひそめる。


「クラウドと結婚したいって気持ちは変わらないよ……ただ」


「ただ?」


「ずっとクラウドの傍にいるって言いたかったの」


クラウドを見上げると唇が釣り上がった。
ちょっとだけイヤな予感がする……。


「ずっと傍にいたいのか?なら今夜からオレと一緒の部屋にしてもらうか」


クラウドと一緒の部屋……。


「どうせ周りは認めているんだ……遠慮なくできる」


「え~と、クラウド?遠慮なくできるって」