異次元の王子と癒しの姫君


「ごめん……」


「謝るな。ナナミを責めてるわけじゃない」


「今日ね王妃様と東の宮殿にサラ様のお見舞いに行って来た」


「サラ様の様子はどうだった?」


「あまりよくないみたい。顔色も悪かったし」


「そうか……それは心配だな」


「うん……。そうだ!アデル王子が他国の王女様と婚約するって話しを聞いたよ」


「急に決まったんだ。アサンドラ国の王は自分の王女をアデルと結婚させたいと熱心に父上をくどいたようだ」


「クラウド……」


「どうしたんだ?」


「私が好きなのはクラウドだけだからね」